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東京電力福島第一原発の事故により、全域で避難指示が続く福島県双葉町の小学生33人が11月20日、ドローンの中継映像で町の姿を知る「バーチャルふるさと遠足」に参加した。事故から8年8カ月。子どもたちには町で暮らした記憶はほとんど無く、モニターに映る故郷に歓声が上がった。約1時間の遠足は、避難先のいわき市であった。双葉町の二つの小学校が入る仮設校舎の体育館に、100インチのスクリーン2枚をつないだモニターを設置。紅葉した森や、人が住んでいない町の中心部の様子がドローンから送られ、次々と映し出された。